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【FP花園メルマガ】<2015年12月9日号>がんの予防・備えは十分ですか?第3回

2015/12/9  【メルマガ一覧へ戻る

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おはようございます、金田です。

 

がんの予防・備えについて、
今回が最終回です。
 
最終回は、がんに関するお金の話と、
最新のがん保険にできることについてです。


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◆◇がんの予防・備えは十分ですか? 第3回◇◆
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まず、医療機関に支払う治療費は
どのくらいかかるのでしょうか。


前回お話しした
「乳がん」の治療を例にお話しします。


乳がんの治療期間は平均5年間です。

 

5年間の中で入院をするのは、
平均1~2週間程度です。

 


【1年目】

 

・がんを小さくするために、
「抗がん剤治療」を行った

 

・7日間入院して、
左の乳房切除の「手術」を受けた

 

・再発予防のために、
「抗がん剤治療」
「放射線治療」
「ホルモン療法」
を行った


上記の治療内容は、すべて
健康保険が適用されるものです。


健康保険には
「自己負担3割」のほかに、
「高額療養費」という制度もあり、
一定額を超えた医療費は
還付されるしくみになっています。

 


この例の場合、
高額療養費制度が適用され
実際の患者さんの負担額は、
年間61万円まで抑えられます。


※高額療養費の還付は、
年齢と年収により異なります。
 
ここでは、70歳未満、
年収370万~770万円の
標準世帯を例にしています。

 


【2年目】

 

・再発予防のために、
「抗がん剤治療」
「ホルモン療法」を行った

 

・切除した乳房の
「再建手術」を受けた


1年目と同様に、
健康保険が適用になる治療です。

 


2年目も高額療養費制度が適用され、
実際の患者さんの負担額は、
年間49万円まで抑えられます。

 


【3年目~5年目】

 

・再発予防のために、
「ホルモン療法」を行った…49万円


1、2年目と同様に、
健康保険が適用になる治療です。


高額療養費が適用され、
年間15万円まで抑えられます。


ここまでは、
『医療機関に支払う』
お金のお話をしました。


5年間で合計の医療費の負担は、
155万円程度です。


後半は、

 

“医療機関以外に支払う”

 

お金のことです。


【補完代替医療】

 
という言葉はご存知でしょうか。

 

がんの3大治療といえば、
前半で出てきた

 

「抗がん剤治療」
「手術」
「放射線治療」です。


補完代替医療とは、
西洋医学(3大治療)を補ったり、
3大治療の代わりに行ったり
するものをいいます。


具体的な方法に、

サプリメント、ハーブ、
瞑想、ヨガ、
運動療法、温泉療法

などが挙げられます。

 


厚生労働省の調べでは、
がん患者の2人に1人が
何らかの補完代替医療を利用している
ということです。

 


補完代替医療にかける費用は、
平均で月57,000円。


中には、
毎月30万円以上
かける患者さんもいるそうです。

 


これらの費用は、
健康保険の適用外ですので、

費用は全額自己負担です。

 


そして、補完代替医療を始めたきっかけは、


「自らの意思」


という方が約20%であるのに対し、


「家族や友人からの勧め」


という方が約78%。

 


がんは、患者さん本人だけでなく、
周囲の大切な人が大きく関わってくる病気です。

 


本人以上に家族や友人は心配し、
藁にもすがる思いで
様々な治療にチャレンジしたい、

と思うのではないでしょうか。

 


患者さん自身だけでなく、
周囲の治療に対する考えに対応できるよう、
がん保険も大きく変わってきました。

 


以前は、

 

「がんで入院すると1日3万円」

 

などという保障が主流でしたが、
冒頭でお伝えしたとおり、
現在のがん治療は

 

5年間のうち、
1~2週間しか入院しません。

 


最近のがん保険の保障はというと、

 

「がんの診断時に100万円」

「3大治療を受けると100万円」

 

など、入院日数に関係なく
一時金が出るものがほとんどです。

 


一時金で、
医療機関への支払いはもちろん、

 

後半にご紹介した補完代替医療、
患者さんの収入減のカバーなどが
可能になります。

 


保険は加入したときがゴールではなく、
お金を受け取るときをイメージし、
必要に応じてメンテナンスすることが大切です。

 


ここまで3回にわたって、
がんについての知識や現状、
治療費への備えについてお伝え
して参りました。

 


みなさまの日ごろの健康管理や、
万一罹患したときの知識として
役立てていただけたら
嬉しく思います。

 

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