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話題のニュースから 変動ローンで絶対忘れてはいけない3つの数字 その2 「5年」【FP花園メルマガ】<2017年10月18日号>

2017/10/18  【メルマガ一覧へ戻る

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おはようございます、川井です。

 

先月に引き続き、
変動金利の住宅ローンで絶対忘れてはならない
3つの数字(ルール)についてです。

 

「忘れてはならない」

 

というより、変動ローンを組んでいる方でも、3つすべてを
知っている人はほとんどいないのが現状だと思います。

 


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話題のニュースから

 

変動ローンで絶対忘れてはいけない3つの数字 その2 「5年」

 

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なぜ、固定金利よりも変動金利の住宅ローンの方が金利が低いのか?
を考えるポイントとして、

 


・金利が変動するリスクを金融機関(銀行)が負う
→固定金利の住宅ローン

 

・金利が変動するリスクを債務者が負う
→変動金利の住宅ローン

 

と考え方を先月お伝えしました。

 


変動金利で借り入れしている人の方が、気にかけておかなくては
ならないこと(リスク)が多いのです。

 


変動金利のリスクを具体的に表した3つの数字があります。

 

【1】 6ヶ月

 

【2】 5年

 

【3】 125%

 

先月は【1】の、金利が変動するのは、「6ヶ月」に一度を
ご紹介しました。

 

 

今回は【2】の「5年」についてです。

 

6ヵ月ごとに金利が変動するということは、それに合わせて
毎月の返済額も6ヶ月ごとに変動するのでは。と考えるのが
一般的ですが、実は間違いです。

 


■ 返済額が変動するのは、【5年】に一度

 

これを聞いて、金利が上がってもすぐに返済額が上がるわけでは
ないと安心する方が多いかもしれませんが、実はこれは非常に
注意が必要なルールなのです。

 

金利の変動と、返済額の変動はタイミングが異なります。

 

たとえば、2017年1月に、金利1%の変動金利の住宅ローンを
借りたとします。

 

仮に、借り入れ当初の返済額は月10万円。

 

内訳が、

 

元金8万円+利息2万円とします。
(わかりやすいよう、キリのよい数字を用いて説明します)

 

金利が毎年4月と10月の6ヶ月ごとに変動するとして、2017年4月に、
それまで1%だった金利が1.5%になったとします。

 

金利が上がるということは、借入をしている人にとっては、
銀行へ支払う利息の額が高くなるということです。

 

ですが、返済額は5年に一度しか変動しないという変動金利の
ルールがあります。

 

金利が1.5%になっても、借り入れした2017年1月から5年が経過する
2022年1月までは、返済額は10万円のまま変わりません。

 

ただし、返済額の内訳は変わります。

 

金利1.5%に相当する利息は支払う必要があるからです。

 

そのため、今まで

 

元金8万円+利息2万円

 

だったものが、

 

元金7万円+利息3万円

 

になるというようなイメージです。

 

これでは、毎月の返済額のうち元金に充当される部分が減るため、
ローン残高の減るスピードが遅くなります。

 


このままにしておくと、返済期間満了のときにローンが
残ってしまいます。

 

それを防ぐために、5年に一度返済額が変動します。

 

つまり、5年経過後に、ローン残高の減るスピードを元に戻すため、
大幅に返済額が上がる可能性があります。

 

変動金利は、金利が低く魅力的である反面、借り入れ後にこのような
リスクがあることを理解しておく必要があります。

 

事前にリスクを理解していれば、

 

「金利が上がった段階で繰り上げ返済をしよう」

 

「変動ローンは、いざというときに預貯金等で完済できる範囲で借りて、
残りは固定金利で借りよう」

 

など、借り入れ前に対策やルール決めができ、
変動金利とうまく付き合えます。

 


次回は、最後のルール

 

【3】 125%

 

についてご案内します。

 

 

 

 

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