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おはようございます、宮本です。
FPとして住宅の購入相談をするとうことは
住宅ローン相談といっても過言ではありません。
変動金利は固定金利の支払いに比べて、当初の支払い額は変動金利
の方が低くなりますが、金利が上昇していくと支払額が増えて
行くことになります。
※実際の支払いは5年ルールといって支払額は金利が上昇していも
毎月の支払額は同じ。
金利タイプの選択については、結構気にされる方は多いですが
支払方法には元利均等返済タイプと元金均等返済タイプがあり
住宅ローンを支払っている人はほとんどの方が元利均等返済を利用している
といっていいでしょう。
でもこの支払方法の選択は変動、固定金利の選択と同じくらい大切なこと
なので今日は元利均等返済と元利均等返済のメリット、デメリット
その特徴などお伝えしたいと思います。
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住宅ローン元利均等返済、元金均等返済どちらが良い?
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住宅ローンの返済方法には「元利均等返済」と「元金均等返済」の2つが
あります。それぞれの違いとメリット、デメリット、そして金利上昇時に
どちらを選択すべきかについて説明します。
元利均等返済の特徴
毎月の返済額が一定です。返済開始初期は利息の割合が多く、元金の割合が
少ないですが、返済が進むにつれて元金の割合が増えていきます。
メリット: 返済計画を立てやすく、返済開始時の返済額を少なくできるため、
初期の経済的負担が軽減されます。
デメリット: 総返済額が大きくなり、借入金残高の減り方が遅いです。
また、金利上昇の影響を受けやすくなり返済額が増加する可能性
があります。
元金均等返済の特徴
毎月の返済額のうち元金部分が一定で、毎月の返済額が利息に応じて変動
します。返済開始初期は月々の返済額が多くなりますが、返済が進むにつれて
利息が減少するため月々の返済額が減少していきます。
メリット: 月々の返済額が徐々に減っていき、総返済額が少なくなります。
また、金利変動の影響を受けにくいです。
デメリット: 返済開始時の返済額が高くなるため、初期の経済的負担が大きく
なります。金利上昇時の選択 金利が上昇する場合、
元金均等返済の方が金利変動の影響を受けにくいため、総返済額を
抑えることができます。
どちらの返済方法が適しているかは、個々の経済状況や将来の収入見通しによります。
初期の返済負担を軽減したい場合は元利均等返済、総返済額を抑えたい場合や
金利変動のリスクを避けたい場合は元金均等返済が適しています。
●元金均等返済をなぜ銀行では積極的に進めないのか?
銀行が元利均等返済を進め、元金均等返済を案内しない理由はいくつかあります。
・元利均等返済は毎月の返済額が一定であるため、返済計画を立てやすく、
借り手にとって予測しやすいというメリットがあります。
これにより、銀行側も返済の遅延やデフォルトのリスクを減らすことができます。
・元利均等返済では返済開始初期に利息の割合が多く、元金の減り方が遅いため、
銀行は初期段階で多くの利息収入を得ることができます。
これにより、銀行の収益が安定しやすくなります。
元金均等返済は初期の返済額が高くなるため、借り手にとって初期の経済的負担が
大きくなります。これにより、収入に対しての返済比率が高いと借り手が返済を
続けることが難しくなる可能性があり、銀行側もリスクを避けるために元利均等返済
を進めることが多くなるという事が考えられます。
このように、銀行が元利均等返済を進める理由は、借り手にとっての返済計画の立てやすさと、
銀行側の収益安定性の両方にありますが、借入前に元金均等返済の支払シミュレーションを
してみて今の収入に対して返済額に無理がないと思えれば元金均等返済を選択しても良いと
思います。
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