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ファイナンシャルプランナーの福田稔也です。
アメリカ大統領がトランプ氏に変わり色々な政策を打ち出しています。
アメリカの経済はここ数年好調を維持していますが、
好調すぎていつ暴落するかなどは色々な予想をされているのはご存知でしょうか?
今回は過去の暴落した例を見ていくことで、
過去にはどのくらい暴落したかについてお話ししていきたいと思います。
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アメリカ経済 過去の暴落例
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●最大の下落相場は世界恐慌
最も株価が暴落した事件といえば学校で勉強したこともある世界恐慌です。
世界恐慌(Great Depression)は、1929年にアメリカで始まり、
世界中に広がった経済的な大不況です。
この時期、多くの企業が倒産し、失業率が急増し、経済活動が大幅に減少
しました。世界恐慌は、多くの国々に深刻な影響を及ぼし、
社会や政治にも大きな変化をもたらしました。
ではこの世界恐慌の時に一体株価はどれくらい下がったのでしょうか?
この時期に、アメリカの株価は約89%下がりました。
つまり1000万円を投資していれば110万円にまで下がった計算になります。
ここから元の相場に戻るまで約10年かかったと言われています。
●リーマンショックの時の下落幅は?
世界恐慌の次に大きい下落相場の局面はリーマンショックだと言われています。
リーマンショックは、2008年にアメリカで発生した金融危機のことです。
この危機は、住宅ローン危機と関連しており、多くの金融機関が不良債権を
抱え込み、経済に大きな打撃を与えました。
具体的には、リーマン・ブラザーズという大手投資銀行が、
住宅ローン関連の債務担保証券(MBS)を大量に保有していたことが原因で、
住宅市場の崩壊により多額の損失を被りました。
その結果、リーマン・ブラザーズは破綻し、世界中の金融市場に波及しました。
この時のアメリカの株式市場の暴落幅は約50%だと言われています。
ここからまた元の相場に戻るまでは4年から5年かかったと言われています。
●直近の下落相場はコロナショック
直近での大きな暴落相場といえばコロナショックになるでしょう。
コロナショック(COVID-19パンデミック)は、2020年に世界的に発生した
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の大流行による経済的・社会的な混乱を
指します。
アメリカはトランプ政権の最終年でしたが、トランプ大統領をもってしても
暴落は防ぎようがありませんでした。
このコロナショックの影響で、アメリカの経済は大きな打撃を受けました。
2020年3月から4月にかけて、アメリカのS&P 500指数は約34%下落しました。
コロナショックから株価が元の水準に回復するまでの期間は、
指標や市場によって異なりますが、概ね1年程度だと言われています。
●暴落した後は元の水準には戻っている
ここまで大きな暴落相場を見てきましたが、いかがだったでしょうか。
大きな暴落をしたとしても、その後回復しているのがわかると思います。
経済というものは上がったり下がったりを繰り返しながら概ね上がっている
のは過去の実績を見ればわかります。
しかしこの暴落がいつくるかによって、またどの規模のものかによって資産の
増減が決まってしまいます。
なので、長い期間の投資をできる人は暴落をあまり気にしすぎなくてもいいとも
思いますが期間があまり取れない時には注意をする必要があります。
自分はどの程度のリスクを取れるのか、どれだけできるのかは専門の知識をもった
パートナーの存在が不可欠だと思います。
信頼できるパートナーと一緒に資産形成していくことをお勧めしますよ。
今月は以上です。
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