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ファイナンシャルプランナーの福田稔也です。
私も年齢を重ねていくとともに、介護の話をよく耳にするように
なってきました。
超高齢社会の日本において、介護の問題は避けられない問題になってくる
と思われます。
今日は介護の現状などについてお話ししていきたいと思います。
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介護の現状
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●要介護状態とは?
日常生活を自力で送ることが難しく、介護が必要な状態を指します。
これは日本の介護保険制度において、要介護認定を受けた人のことを指し、
介護の必要度によって要支援1・2、または要介護1~5の区分に分けられます。
この分類について少し見ていきましょう。
要支援1・2:介護は必要ないが、一部の支援があれば自立した生活が可能
要介護1:立ち上がりや歩行に支えが必要、軽度の介護が必要
要介護2:日常生活で一部介助が必要、歩行困難な場合も
要介護3:自力での移動が困難、排泄や食事にも介助が必要
要介護4:日常生活のほとんどで介助が必要、認知症の症状が強い場合も
要介護5:寝たきり状態や意識障害があり、全介助が必要
●要介護状態のイメージは?
では多くの人が「介護が必要」と感じるのは、どの分類から要介護状態という
イメージをするものでしょうか?
もちろん人によって捉え方は様々ですが、多くの場合要介護2以上のケースで
要介護になっていると考えている人が多いようです。
要介護2以上というのは、
例えば、「歩行が困難で介助が必要」「排泄や入浴に助けが必要」
「認知症の症状が進んでいる」といった状態になると、
家族の負担も増えて本格的な介護が必要になります。
生命保険の介護に対する保障も、多くは要介護2以上になったら保険金が出る
ものが多かったですね。
よって要介護2というのが一つの目安になるかもしれません。
●要介護1で受けられる介護保険サービスは?
要介護1は、日本の介護保険制度における介護度の一つで、
要介護認定を受けた人の中で最も軽度な状態です。
要介護1の特徴は、日常生活の一部で介助が必要な状態です。
例えば歩行ですが、杖や手すりが必要でしかも転倒リスクがあったりします。
またトイレに行くのが難しくなることがあり、入浴や着替えなど、
一部介助が必要になることもあります。
要支援2よりも少し程度が重い状態ではありますが、
要介護1は、まだ自立度が高いものの、適切な介護サービスを受けることで
生活の質を維持し、進行を遅らせることが大切です。
??要介護1で受けられるサービスは?
比較的症状が軽い要介護1でも、介護保険サービスを利用できます。
主に以下のような支援が受けられます。
・訪問介護(ホームヘルプ):掃除や調理、入浴介助などの支援
・デイサービス(通所介護):日中の活動支援やリハビリ
・福祉用具のレンタル:歩行器、手すり、介護ベッドなどの貸し出し
・訪問リハビリ:自宅でのリハビリ指導
・ショートステイ(短期入所):家族の介護負担軽減のための一時的な施設利用
また近年では要介護1になっただけでも保険金が給付される生命保険商品も
出てきています。
今後団塊ジュニアの世代があと10年くらいで65歳になっていきます。
そうなると超高齢社会が進みますので、政府の介護の保障の財源が苦しくなって
いくのは当然のことのように思えます。
自分のことは自分で守るためにも今から準備しておくことが大切かもしれませんね。
今月は以上です。
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