ライフプラン作成・住宅購入・資産形成・相続のご相談を通じて生活設計をサポートします

FP花園の紹介

本店

<2024年2月7日> 五公五民

2024/02/07  【メルマガ一覧へ戻る

●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●

 

 ★ライフプラン相談はこちらから★
 http://www.fp-hanazono.jp/s_lifeplan.php

 

 

●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●

 

 おはようございます、宮本です。

 確定申告をされる方は、今その準備をされている方も多いのではないでしょうか。
 
 会社が手続きしてくれる年末調整とは違い、自分で入力や手計算をすることに
 よって税制の仕組みがどのようになっているのか実感できるので
 確定申告をする機会があれば是非チャレンジしてみてください。

 ここ数年のインフレによる物価高もあり、それに連動して収入が増えなければ
 可処分所得も減ってしまいます。

 今日は、お上(国や地方自治体)と生活者との税の分担割合について
 昔から言われていたことをお伝えしたいと思います。

 

       
―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 
 
 五公五民

____________________________________

 
 「五公五民」と聞いて何の意味か直ぐに分かる方は歴史好きかもしれません。

 「五公五民」とは

 江戸時代の年貢収取率を表現した言葉で、
 全収穫量の50%を領主が取り、残り50%が農民の手元に残される場合を五公五民と
 言います。

 五公五民の配分割合だと、当時の農民にとっては年貢率が高く
 生活に苦しむ農民は隠田(おんでん)や逃散(ちょうさん)、
 一揆(いっき)を起こすこともあったそうです。
 
 百姓一揆については小学生の時に社会の授業で習いましたが
 隠田や逃散はあまり聞いたことが無い言葉ではないでしょうか。

 隠田とは、江戸時代、検地の際、役人に隠しておいて、
 耕作しても年貢を納めない耕地のことをいい、発覚した場合は死罪などの重罪に
 処せられたそうです。
 
 今で例えると、売上隠し といったところでしょうか。

 発見されれば死罪という刑罰のリスクが分かっていても、
 隠田(おんでん)をするということはそれだけ「五公五民」ではかなり生活が苦しい
 というよりもこの配分率だと生活ができなかったなのだと思います。

 次に、逃散(ちょうさん)とは

 大勢の人間が申し合わせ、農民が土地を捨て領主からのがれて他の地に逃げ去る
 ことを言います。

 徳川幕府創設以来四公六民だったものが
 享保の改革で有名な八代将軍 徳川吉宗の治世で五公五民への年貢引き上げに
 なったそうです。

 

 
 ●今の時代は ○公○民

 

 岸田首相が増税メガネと揶揄されています。
 今の令和の時代、国や地方自治体など公共機関側の徴収側を公とした場合、
 生活者の民との負担割合はどうなっているか考えてみました。

 会社員として働いている人は社会保険料を勤務先と折半で負担しています。

 全国健康保険協会管掌健康保険料は40歳以上の人の場合には
 標準報酬月額の11.82%を負担します。

 そして厚生年金保険料は18.3%

 合計で30.12%の負担です。

 次に、住民税の支払い対象となる人は均等割りを除き、所得割だと課税所得に対して
 10%が掛かります。

 所得税は収入に応じて累進課税となっているため、
 一律○%と言えないですが5%から45%となっています。

 消費税は基本的には10%(8%部分もあるが)と考えてみます。

 所得税を除きこれらを合算すると50.12%となり、
 これに各人の所得税率を加算する事になります。

 所得税も住民税にも控除額があるので、

 単純に税率を合算すれば良い

 というわけではないですが、それなりの負担率だと思います。

 

 ●今後も負担率はあがるのか?歴史から考える

 

 これは私の見解ではありますが、内心ではほとんどの人が今後も国民負担は上がっていく
 けど仕方がないと思っているのではないでしょうか。
 
 江戸時代の五公五民では、農民は
 隠田(おんでん)や逃散(ちょうさん)、一揆(いっき)が起りました。

 さすがに今の日本で六公四民や七公三民に近い事は起きないと思ってはいませんか?
 江戸時代の高崎藩(今の群馬県高崎市)では八公二民という重い年貢が課せられ
 明治2年(1869年)の凶作を契機に騒動へと発展しました。

 この一揆は
 
 高崎五万石騒動

 と言われています。
 
 今の政治家の人たちには、こうした歴史の背景をしっかり受けて止めて欲しいものです。

 

 

●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●

★相続相談(事前対策)★
 https://www.fp-hanazono.jp/s_inheritance_before.php

★相続相談(相続後事務)★
 https://www.fp-hanazono.jp/s_inheritance_after.php

●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●・○・●

 

FP花園営業所

カテゴリー