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日本の預金バブル、ついに崩壊?!【FP花園メルマガ】<2016年12月28日号>

2016/12/28  【メルマガ一覧へ戻る

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おはようございます、金田です。

 


「金利6%の定期預金あります」

 

と、銀行の窓口で言われたら、

 

皆さまならどう思いますか?

 


「とりあえず、すぐ使わないお金は全部預けようかな・・・」

 

なんて思うのは私だけでしょうか?

 

日本人は預金が大好きです。

 

だからこそ知っておいてほしいことがあります。

 

預金に潜むリスクをわかりやすく数字で表した記事をご紹介します。

 

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話題のニュースから

 

日本の預金バブル、ついに崩壊?!

 

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新潟県にある地方銀行、

 

第四銀行の定期預金が満期を迎えたという記事を見つけました。

 

実はこの定期預金

 

金利6%(複利)、1915年に募集をした100年定期預金です。

 

100年間、複利で利息が膨らみ続け元手が339倍になったそうです。

 

もし100万円預けていたら3億3,900万円・・・!

 

夢が膨らみますが、
この100年間を冷静に振り返ってみたいと思います。

 

1915年当時の初任給は約50円です。

 

現在の約20万円と比較すると4千分の1です。

 

仮に100年前に、初任給全額(50円)をはたいて預けても、
元本50円×339倍=16,950円

 

元本と利息を合わせて16,950円です。

 

これでは今の初任給の10分の1にも満たない額です。

 

何の為に、初任給全額を100年も寝かせていたのか
わからないですね。

 

これは年6%の預金金利よりも、

 

賃金や物価の上昇(=インフレ)率の方が圧倒的に
高かったということです。

 

ですが、100年の間、常に預金金利よりインフレ率が
高かった訳ではありません。

 

急激なインフレが落ち着き物価が安定した1970年代半ばから、
預金金利とインフレ率の関係が逆転しました。

 

そこから長い間、3年定期預金の金利の方が、
3年間のインフレ率よりも高かったのです。

 

「預金に預けておいて損することはない」

 

という状況ですね。

 

こうしたこともあって、

 

1970年に約160万円だった一世帯あたりの貯蓄額は、
今や12倍の約1,800万円まで膨れ上がり、

 

「預金バブル」

 

と言っていい状況です。

 

ところが2年ほど前から、

 

預金金利とインフレ率の関係がまた逆転したことを
ご存知でしょうか?

 

預金金利はほぼゼロに近い水準まで下がっています。

 

「マイナス金利」という言葉の通り、

 

金利はほとんどつきません。

 

それに対し、アベノミクスの影響で賃金や物価が上昇し、
インフレ率が高くなりつつあります。

 


最近相談を受けるお客様からは、

 

「預金に預けておいて損することはない」

 

という言葉は殆ど聞かなくなりました。

 

反対に言われるようになったのは、

 

「預金では老後の資金準備が間に合わないのでは」

 

という心配の声です。

 

そろそろ、預金バブルが転換点を迎えるときかもしれません。

 

預金金利とインフレ率の関係で考えると、

 

100年前と現在は同じ

 

預金金利 < インフレ率

 

です。

 

少し大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、

 

今、お金を預金だけに預けておくのは、

 

100年前に初任給全額を定期預金に預ける行為と
同じ結果を招くかもしれません。

 

 

 

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