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話題のニュースから 「円安」と「ドル高」は別物?! 為替の豆知識【FP花園メルマガ】<2018年10月10日号>

2018/10/10  【メルマガ一覧へ戻る

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おはようございます、川井です。

 

外国為替に関するニュースや新聞で、

 

「円安ドル高」

 

「円高ドル安」

 

という言葉をよく耳にしますが、ひとくくりにせず、


「円安」と「ドル高」、


「円高」と「ドル安」


といように分けて考えるとレートが動く理由がわかるようになり、
より為替の理解が高まります。

 

今回は、
外国資産をお持ちの方に知ってもらいたい為替の豆知識です。


 
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【話題のニュースから】

 円安」と「ドル高」は別物?! 為替の豆知識
 
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外貨建て保険や、外国株の投資信託等、外国資産を
お持ちの方にとっては嬉しい


「円安ドル高」


最近は今年一番の円安ドル高水準です。

 

よくニュースや新聞で、

 

「円安ドル高」

 

「円高ドル安」

 

という言葉を聞きますが、

 

「円安」と「ドル高」は厳密には同じではありません。

 

外国資産を持っている方、特に、複数の通貨を持っている方には
知って欲しい、為替の豆知識をご紹介します。

 


例えば、9月末から急速に進んだ今回の「円安ドル高」の原因は、
米国の政策金利の引き上げです。

 

結果為替レートは「ドル高」になっています。

 

日本は2016年からマイナス金利政策が続いていますが、
米国は徐々に金利が上がっており、9月末の引き上げで
リーマンショック前の水準まで回復しました。

 


身近な例に置き換えてみると、

 

A銀行の10年定期預金の金利が0.1%、

 

B銀行の10年定期預金の金利が3.1%でした。

 

どちらの銀行の口座も持っているとしたら、
あなたは手元にある100万円をどちらの定期預金に預けますか?

 


お金は、金利の低いところから高いところへ流れます。
 

金利が高いほうが魅力的だからです。

 

A銀行の定期預金を解約して、B銀行に預けなおす人も
たくさんいるでしょう。

 

同じように、日本円から米ドルにお金が流れ、
たくさんお金が集まる(=需要のある)通貨が高くなります。

 

これは日本円と米ドルに限りません。

 


同じように金利が低い(または金利を上げない)通貨から、
米ドルにお金が流れます。

 


結果、最近の為替レートを見ると、
米ドルは他の通貨(ユーロや豪ドル等)と比べても高いです。

 

反対に、日本円と他の通貨を比較すると、9月末から
大きく変動していません。

 

つまり、今回は日本円が安くなった(円安)のではなく、
米ドルが高くなった(ドル高)といえます。

 

この場合、米ドル以外の通貨で運用している人が、

 

「円安になった!」

 

と思い込んで解約や売却をすると大変です。

 

円安ではなく、ドル高だからです。

 

米ドル以外の通貨に対しては、円安ではありません。

 

もう一つ、今度は過去の「円高」の例をご紹介します。

 

2011年3月17日、東日本大震災が起こって間もないこの日の
為替レートは1米ドル=約76円で16年ぶりの
円高水準になりました。

 

震災当日のレートが1米ドル=約83円でしたから、
一週間足らずで7円も円高ドル安水準になりました。

 

様々な原因がありますが、日本人の行動が円高にしたとも
言われています。

 

誰でも、有事の際は手元に現金を持っておきたいと思います。

 

そのため日本人が保有していた外国の株式や債券などの
金融資産を売却し、現金にかえることで、外貨から
日本円にお金が流れました。

 

さらに、日本の保険会社は膨大な保険金の支払いに備え、
自社で運用していた外国の株式や債券を大量に売却し、
直ちに保険金を支払えるよう現金を準備します。

 

これでさらに外貨から日本円にお金が流れます。

 

結果、この時の日本円は、米ドルだけでなく他のどの通貨に
対しても高く、「円高」という現象が起こりました。

 


1米ドル=いくらという数字をみているだけでは判断
しにくいですが、原因や他の通貨のレートを見ると、

 


今は「円安」なのか、

 

それとも「ドル高」なのか?

 


が見えてきて今より外国資産と上手く付き合えるように
なるかもしれません。

 


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