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実録 人が亡くなった後の手続とお金の話 その3【FP花園メルマガ】<2019年3月13日号>

2019/3/13  【メルマガ一覧へ戻る

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おはようございます、宮本です。

母が亡くなり1ヶ月半が経過しました。
 
税務申告以外の手続きはほぼ終えることができました。

私が一人っ子で他の相続人がいない分、
手続きは進めやすいと思いますが、それでも
人が亡くなることで期限内にしなくてはならないことが
結構多いと改めて感じています。


役所への後期高齢者保険証の返却、銀行口座の
廃止手続き(4つの金融機関)、社会保険事務所への
年金受給停止の手続き、不動産相続に伴う登記変更
(司法書士が手続)。

水道ガス電気などライフラインの
名義変更(電話で依頼し書類での手続)。

そして民間保険会社に加入していた生命保険、
入院給付金の手続などなど。 


こうした手続をする人が、年をとってくると
結構大変かもしれませんね。


今日は葬儀社さんとの3時間半掛かった
葬儀プラン(通夜、告別式)の主な打合せについて
お話します。

 

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実録 人が亡くなった後の手続とお金の話 その3

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1月15日に母が亡くなり、葬儀社の方との通夜と告別式の
打合せは2日後の17日に行うことになりました。

2日後の打ち合わせというのは、火葬場のスケジュールに
よって変わってきます。

もし火葬場の予約が早く取れればこの打ち合わせ日も
早くなると思います。


火葬場の話が出たので、利用料についてお話しすると
費用は利用する当日に現金にて支払います。

私の場合には、現金だけ当日準備して
葬儀社の人(霊柩車を運転する人)が火葬場の事務所で
代わりに支払ってくれました。


千葉市の場合には、6,000円でした。

 
千葉市の場合、この金額は12歳以上、12歳未満、死産児の
年齢区分や市外居住者によって費用が変わってきます。

市外居住者の利用の場合には、10倍の60,000円が
利用料になります。

この金額ですが、市町村によって火葬料は変わってきます。
 
お隣の船橋市の場合には、年齢区分も異なり、
15歳以上の場合だと3,700円となっています。
(住民以外は50,000円)
 
千葉市の半額までは行きませんが、結構な差があります。


話を戻します。


打ち合わせの内容というのは通夜と告別式の内容、
主に祭壇や通夜の振る舞い(食事)と告別式に精進落とし
(出棺・火葬中に僧侶や親族、参列者に振舞われる食事)を
どうするかといったことです。


以下にどんなことを決めるもしくは選択をしたのか、
私のケースですが主要なものを参考までに記載します。


■ 祭壇セット 数十万のセットのものから数百万のものまで
  
この中には、以下のものが含まれています。
 
安置用シーツ、枕飾りセット、司会者用具、白木位牌、
仏菓子、祭壇用果物、消耗品(ローソク・線香)、
記帳類文具受付設備、拝礼設備、音響照明設備、手水セット、
門灯設備、提灯、案内看板、式場看板、後飾り祭壇、司会
進行役所手続代行、納棺、安置・通夜葬儀運営管理・火葬場同行

祭壇セットが数十万から数百万と金額が大きく違うのは、
祭壇(祭壇の大きさや生花の量、和花にするのか洋花にするのか)
のグレードによって金額が大きく変わってきます。


■ 遺影写真  

写真は遺族が準備します。この写真を祭壇に飾る
電照額(式場にしか使用せず)、と、火葬場に抱えて
持っていったり、後日自宅に飾るための額を選択します。

電照額は除いても、遺影写真を入れる額を自分で選んで
準備する時間の余裕は実際のところほぼ無いと思います。


■ 追悼・記録

通夜が行われる前、参列者が待っている間にシンセサイザーを
流したり通夜や告別式の様子を写真に収める場合には
オプションで手配します。

シンセサイザーに代わって、故人が気に入っていたCDを
かけることもできます。

その場合には費用は掛かりません。

余談ですが、葬儀の打合せ時に

「シンセサイザーの演奏はお勧めです」

ということで、採用する事にしました。


■ 収骨器

お骨を入れる入れ物です。

テレビドラマで見るような白い骨壺は数千円ですが
これもいろいろな種類があり、金額も安いものから高額な
陶器の焼き物まであります。

 
■ 移送車両

火葬場まで、故人を乗せていく霊柩車費用です。

これは火葬場が貸し出してくれる霊柩車を利用すれば、
市内居住者であれば10キロまで4,730円で、10キロを
超える場合には1キロメートルごとに130円加算されます。
 
ちなみに葬儀社の霊柩車を利用すると25%値引きして
もらっても約5万円かかりました。

これも金額のことだけ考えて霊柩車だけ自分で手配する、
といったことはあまり現実的ではないかもしれません。

火葬場から借りてきて使用し、返却し、運転を誰かに
頼む手間を考えた場合その分の手間賃を考えるかどうかです。

但し、直葬の場合には火葬場で借りてきて使用する
というのは有りだと思います。

 
■ 葬儀社の施設利用料

通夜、告別式の2日間の施設利用料です。

会員になっていたので、50%引きで利用できましたが
7.5万円掛かっています。

  
■ 通夜振る舞い

通夜に参列していただいた方にとってもらう食事です。

寿司、天ぷら、揚げ物、煮物、果物などを大皿で
提供することが多いです。

松・竹・梅の様に金額によってメニューが異なります。

一番難しいと感じたのは、通夜に参列される人数が
分からないので、あまり少なく準備しても足りなくなっても
困るし、注文しすぎても余ってしまうことになります。

寿司以外は余ったら、パックに詰めてもらって
持ち帰ってもらうこともできるので近親者には
持って帰ったりしてもらいました。

 
■ 令状・返礼品

会葬礼状は大きな金額ではないですが、
1枚に換算する80円でした。

これも不足する訳にはいかないので、少しゆとりを
もって準備しておきました。
 
返礼品、よくあるのがお茶やコーヒー、お菓子、海苔が
多いと思いますがこの返礼品にも金額によって
いろいろな品物があります。

私の場合、その場でお渡しするものは一般的なものを準備し、
過分な金額を頂いた方には四十九日後に改めて
挨拶状と品を送ることにしました。


■ 送迎車両

マイクロバス代(火葬場までの送り迎え)
  

 

これ以外にもまだありますが、こうしたサービスの提供や
お手伝いをしてくれるのが葬儀社になります。


ここまでの内容を決めるのに約3時間半。


私は性格的に決めていくことは早いほうなので、
この時間で収まりましたが、人によってはもう少し
時間が掛かる作業かもしれません。

 
こうした葬儀の準備と並行して、お寺さんの
スケジュール調整(通夜と告別式)を行いました。

気になるお布施の額ですが、菩提寺になっているお寺さんは
通夜・告別式・初七日の法要、戒名を含めてズバリの金額を
言ってくれたのでその金額を準備しました。

 
葬儀に対しては、色々な価値観があり、
これが正しいという正解は無いと思います。
 

故人の想いとそれを実際に行う遺族の考えや
その時の経済状況も密接に関わってきます。

私の場合、お金に関わる仕事をしているので、
母の亡くなる7~8年くらい前から少しずつ
相続対策をしてきました。


次回は、少しずつ準備をしていた相続対策と、
亡くなった後に行う事務手続についてお話ししたいと思います。 
 


 
今日はここまで。 

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