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50歳 老後資金準備 もう遅いと考えるか、まだこれからと考えるか【FP花園メルマガ】<2019年10月9日号>

2019/10/9  【メルマガ一覧へ戻る

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おはようございます、宮本です。

 


今日のメルマガタイトル

 

50歳 老後資金準備
もう遅いと考えるか、まだこれからと考えるか
検証してみました

 

 
私自身が50歳になるのでこの年齢から65歳まで
積立てた場合にどれくらいの金額を貯めることが
できるのか今日は検証してみたいと思います。

 
  
―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 
  
50歳 老後資金準備 

もう遅いと考えるか、まだこれからと考えるか

____________________________________

 


10月24日(金)の日本経済新聞(朝刊)の一面で

 


企業年金、70歳まで加入

 

確定拠出年金 期間を延長 厚生労働省方針

 

といった見出しがありました。

 


内容を要約すると、現在60歳まで掛け金を掛けられる
企業型確定拠出年金(日本版401K)が、
70歳まで拠出期間(掛け金を掛けられる期間)を
伸ばす方針

 
2020年の通常国会に改正法案を提出し、
早期の実現を目指すとの内容です。

 

関連内容ですが、個人型の確定拠出年金(iDeCo)の
加入期間も、現在の60歳から65歳まで
伸ばす方針で調整中です。

 


私自身もiDeCoで積立をしています。

 


ほぼ50歳からスタートしたので延長される予定の
65歳までの15年間、毎月23,000円を積立をすると
積立累計は414万円を見込んでいます。

 

 
これが70歳までの積立であれば、552万円です。

 


もしこの積立金額を以下のような平均利回りだったら
以下の様になります。

 

【平均利回り】   4%     5%     6%

 

積立期間15年   566万円   614万円   668万円
(65歳まで想定)(+152万円)(+200万円)(+254万円)

 
積立期間20年   843万円   945万円   1,062万円
(70歳まで想定)(+291万円)(+393万円)(+510万円)

 


この貯まった金額を65歳から20年間毎月一定の
按分した額を取り崩していくと

 

※引き出し期間中の運用益は無いものとする

 

 

【平均利回り】      4%    5%     6%

 

積立期間15年    
(65歳から20年間受取) 23,500円  25,500円  27,800円

 
積立期間20年  
(70歳まで20年間受取) 35,000円  39,300円  44,200円

 

 

この4~6%という利回りは、
当然ながら確定(約束されたもの)利回りではないですが、
働けるうちに積立てるという行為そのものが大切であると
考えています。

 


2019年7月に厚生労働省が公表した簡易生命表によると

 

男性の平均寿命が81.25歳。女性が87.32歳。

 


これからは100年生きる時代と言われていますが、
現時点での平均寿命から考えた場合には65歳からの
20年間の年金受取りした場合には、男性ではカバー
できますが女性では約2年ショートします。

 


あくまでもモデルケースですが、
ひとつの指標として見てみましょう。

 

平成30年度の標準的モデル世帯の年金額が
厚生労働省から発表されています。

 

老齢基礎年金は1ヵ月6万4941円、
老齢年金は22万1277円です。

 

これは夫婦2人分で老齢基礎年金も含む金額です。

 

この公的年金額に上記の自助努力部分の月額金額を
足してみると自分がどれくらいの利回りが必要か、
もしくはもっと準備をするべきなのか、働く期間を
伸ばす覚悟をするべきなのかがイメージできると思います。

 


ちなみにこれが利回りが0%だった場合には

 


【利回0%での取崩し額】  

 

積立期間15年    
(65歳から20年間受取) 17,200円 

 
積立期間20年  
(70歳まで20年間受取) 23,000円

 

となります。

 

確定拠出年金の節税効果まで含めると

 

月額23,000円積立をした場合には年間276,000円となり、
これが15年間続けた場合4,140,000円なので人によって
所得税率は変わりますが所得税を最低の10%から
最高の45%とし、住民税を10%と想定すると

 


828,000円~2,277,000円

 


の節税効果が期待できます。

 

本来であれば、支払うはずの所得税や住民税の負担が
無くなる訳ですからこの効果まで参入すると
メリットが大きいことが分かると思います。

 

※積立期間中は所得税、住民税を負担していると仮定します

 

 
もし運用がマイナスの結果に終わってしまったら
どうでしょうか。

 

積立期間終了時に、積立原資に対して仮にマイナス20%
だったとしたら65歳まで積立てた積立原資
414万円の場合には、

 

331.2万円(-82.8万円)

 

となり、運用としては残念な結果となりますが、
節税効果が運用のリスクをカバーしてくれていると
考えることができれば老後資金積立の方法としては
仕組みとして優れていると思います。

 


企業年金のない会社員の場合にはMAXで積立できる金額は
23,000円のですが、1日に換算すると約770円です。

 

まずは始めることが大切です。

 

 

 


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