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代表挨拶
代表挨拶

開業からこれまでの道のり

株式会社ファイナンシャルプランナーズ花園は、弊社代表の宮本が2001年7月に個人FP事務所として自宅の一室にて開業しました。

当時の屋号は「お財布救急隊」【写真:自宅での相談風景】

開業当初は事務所を構えず、自宅の一室を事務所として業務を行っていました。FP(ファイナンシャルプランニング)は自分からお客さんのところへ行って、「相談事はないですか?」などと営業していく職業ではありません。ですから、どうやったらお客さんから問い合わせをしてもらえるかも分からない状態から始めて、開業当初の頃はずいぶん集客に苦労しました。

開業からこれまでの道のり

そんなところからホームページを開設し、メルマガを発行し、相談を考えている方に弊社のことを知ってもらえるようになり、次第とご相談者の方からご依頼いただけるようになりました。

特に初めの頃にご相談いただいたお客さまは、知名度も実績もない私個人(当時は法人ではなく個人事務所)を信頼していただき、ご相談いただいたのですから感謝の気持ちも格別です。
そのお客さまたちへの相談対応や解決案の提案そして実行援助に満足していただくことで、こちらからお願いをしていないにも関わらず、大切なご親類の方、ご友人をご紹介していただくようになりました。

その後は相談を受けた方々の感想を「お客さまの声」としてホームページで掲載させていただくことで、そのお客さまの相談体験談がネットを通して、次へそしてまた次へとこれからのお客さまに伝わったのだろうと思っています。

相談業務をしてきて思ったこと

また相談業務の年月を重ねるごとに、マスコミから取材を受けたり、企業が運営するホームページやコミュニティサイトでFPとしてコメントするといった事も多くなりました。 これまでもずっと自分なりには誠実にお客さまと向き合ってきたつもりですが、各媒体で紹介されることで、よりいっそう責任の重みを感じるようになりました。

というのも、相手の方から大した仕事をしていないと思われてしまえば、その私を紹介したマスコミ媒体の信用の問題になりうるからです。また、これまでは自分で集客して自分でお客さまの相談に乗って、と個人で仕事が完結していました。ある意味では自分の信念で仕事をして、それでご相談者に満足していただければそれで良い、と思っていました。

今では私以外のスタッフも相談を多く受け持つようになり、組織の長としての大きな責任も感じています。相談者の方への責任、媒体に対する責任、スタッフを抱えることに対する責任です。

FP会社として一番大切な事とは

この仕事を通して、一番大切なことは「話を聴くこと」だと思います。

「相手の立場に立つ」

などという表現の仕方もありますが、文字や言葉では表現できてもそれは実際に本人でない限り非常に難しいことだと思います。
また、「中立公平」という言葉も同じです。

ご相談者の方は具体的な自分達に合った解決策を求めていますから、私たちは進むべき方向性を示さなければいけないと思っています。 金融商品であれば、いくつかの選択肢を用意して、メリット(効用)・デメリット(副作用)などの特徴を解りやすくお話しする。そして最終的な判断はお客様にしてもらう。はっきりと方向性を示すということは、情報を取捨選択するということ。いわば交通整理のような役割です。

そうすると、いわゆる評論家的な中立公平ではいられない、と思うのです。

ですから、評論家的なもっともらしい話をするよりも、「話を聴くこと」を大切にし相談者の方が話しやすい雰囲気や環境を作ることが、私達の仕事(役回り)だと思っています。
話を進める中で、漠然とした心配が頭の中で整理され、何から始めたら良いかがわかるようになります。

ある時、40代のご夫婦が相談にいらっしゃいました。ライフプランの相談を一通り終えた後、ご主人に「普段、夫婦でもここまでじっくりお金の話をする機会がなかったので、今日は妻の考えていることを知ることができて、とてもよかったです。」とおっしゃっていただけました。

私達の相談は、保険や金融商品を選ぶだけの相談ではありません。

その人がお金に対してどのように思っているか、その考え方を引き出して、一緒に整理し確認をしていきます。

その上で、具体的な方向性や解決策を提案するのです。たとえ仮に同じ結論に行き着いたとしても、自分の考え方を確認した上で選ぶという、その過程そのものが重要だと思っています。

既存の金融機関ができないことをやるのが存在意義

最近は金融機関でも、コンサルティングセールスと言って、ライフプラン相談会などを開くようになりました。預金や融資だけではなく、現在は投資信託などの金融商品を扱うようになり、また2007年からは、銀行でも保険(全面解禁)が取り扱えるようになりました。

最近では金融機関によっては表現の違いはありますがプライベートバンクサービスといって、富裕層を主なターゲットとし、2007年から退職をしだした団塊世代(昭和24年~26年生まれの階層をいう)から続く退職金を狙い金融機関がしのぎをかけて営業攻勢をかけています。

かつて日本は一億総中流社会と言われていましたが、今は「格差社会」と言われるようになってから久しく経ちました。その格差の中にもやはり大多数の中流層は存在していて、その中流の中で川上と川下の二極化が進んでいるような気がします。

私達は日本社会の中核を担う中流層の人たちが、お金の面で安心して暮らせる社会でなければならないと心から思っています。その普通の人たちが気軽に相談できるところが弊社の存在意義、存在価値だと考えます。

ご相談の前にお伝えしたいこと

弊社では効果的な相談をするために、事前アンケートにお答え頂き、それを元に準備し、面談に臨みます。そのアンケートでは年収や貯金、これまでの病歴など、かなりつっこんだ部分にも触れています。

初めて会う知らない人にそこまでの情報を開示するのは抵抗がある、という人もいるかもしれません。

しかし、どんな相談でもまずそこから始まります。

開業からこれまでの道のり

長くなりましたが、弊社のことを事前に知っていただくために、きれいごとではない本当の姿勢を私なりにお伝えしたつもりです。
ライフプランやお金に関わる相談事があって、これらの考え方に共感頂ける方は、どうぞご連絡ください。

お会いできるのを楽しみにしています。

2015年5月
株式会社ファイナンシャルプランナーズ花園

宮本久史

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