こんにちは。
伊達営業所の関東です。
10月末に、健康診断を受けてきました。
今年は3月にも受けたのですが、
今年度からは9月か10月に変更になり、
初めて年に2回受けたことになります。
胃部レントゲン検査では、
前回が胃カメラだったので1年に2回も
胃カメラを受ける必要はないかな、
と思って今回はバリウムを選びました。
検査は10分ほどで終わり
下剤をもらって帰ってきたのですが、
看護師さんから下剤の使用方法や
追加で飲む際の注意、副作用についてのお話を
聞いていたら気になることがあったので、
帰ってからバリウムについて調べてみました。
その中で、今年の新聞記事で
バリウムのことが書かれているものがあったので
紹介します。
3月15日読売新聞の記事によると、
英国オックスフォード大の調査で、
日本人で75歳までにガンに罹患した人のうち
3.2%は放射線診断によって
がんが誘発されたことがわかりました。
100人のうち3人はレントゲンにより
被ばくしたということになりますが、
これは調査対象の15ヶ国のうち
最も高い割合だったそうです。
バリウムは検査の間、
ずっと放射線を浴びているため
被ばく量がきわめて多くなります。
胸部X線写真の撮影(こちらは一瞬で終わりますね)の
150~300倍となる15~20mSv(ミリシーベルト)だそうです。
CT検査など、検査で受ける被ばくについては
ある程度知ってはいましたが、
特にバリウム検査を今まで意識したことは
なかったのでこの数値は驚きました。
また、バリウムは金属なので下剤などで
早く体外に排出するのが大切ですが、
腸閉そくや腹膜炎を発症したり、
アナフィラキシーショックによる
重篤な症状も報告例があるそうです。
結局バリウムで異常が見つかったら
胃カメラで再検査になることや、
ガンの早期発見では
胃カメラにかなわないようなので、
これを機に検査項目に入っているからと
安易にバリウムを飲むのは
やめようと思いました。
どんな薬や検査・治療でも
メリット、デメリットがありますが、
自分が納得できる範囲で受けるのが
大切だと思った今回の健康診断でした。
そんな近況でしたが、
今年は風邪もひかずに健康に過ごせています。
一気に寒くなってきましたが、
みなさんも体調には気をつけてくださいね。
【伊達営業所】関東 恵理子
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