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おはようございます、宮本です。
先日企業のライフプランセミナーで話が終わった後に
受講者の方から質問を受けました。
質問内容とは
「会社で確定拠出年金を導入していて、会社が掛け金を支払って
くれています。マッチング拠出をするか、個人でiDeCoに加入するか
迷っています。そもそもマッチング拠出とiDeCoを併用できるのか
教えてください」
恐らく、確定拠出年金が導入されている会社勤めの人は同じような
疑問を持つ機会があるかと思います。
そこで今日は
「会社が確定拠出年金を導入している場合
自分もマッチング拠出をしていてもiDeCoに加入できるの?」
というテーマでお伝えしたいと思います。
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会社が確定拠出年金を導入している場合
自分もマッチング拠出をしていてもiDeCoに加入できるの?
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まず結論からお伝えすると、iDeCoとマッチング拠出は併用できません
2022年10月の法改正以降も、併用はできません。
会社の企業型DC(401k)制度にマッチング拠出のしくみを取り入れている場合には、
マッチング拠出かiDeCoかを選択することになります。
●マッチング拠出とiDeCoのどちらを選ぶか
確定拠出年金制度を最大限に活用するには、限度額をしっかり確認しておく必要が
あります。
iDeCoに加入した方が良いのか、マッチング拠出をした方が良いのか
2つのケースで見てみましょう。
★iDeCoに加入がおすすめの場合(会社掛金:10,000円/月の場合)】
マッチング拠出は、10,000円/月まで可能となります。
iDeCoは、20,000円まで可能。
会社掛け金と合算すると、マッチング拠出は20,000円、iDeCoは30,000円
この場合にはiDeCoのほうが掛金を多く拠出できることになります。
★マッチング拠出に加入がおすすめの場合(会社掛金:25,000円/月の場合)
マッチング拠出は、25,000円/月まで可能です。
※会社の掛けてくれた金額までが個人が掛けれる上限となります
iDeCoは、20,000円まで可能。
合算すると、マッチング拠出は50,000円、iDeCoは45,000円
この場合は企業型の確定拠出年金でマッチング拠出をした方が掛金を多く
拠出できることになります。
また会社と個人の合計金額55,000円が上限となります。
●マッチング拠出が有利なところ
マッチング拠出の場合は、口座管理料などは会社負担(iDeCoは個人負担)なので
手間やコスト面で考えれば、従業員にとってはマッチング拠出のほうが有利な
場合も多いです。
●マッチング拠出をする場合の注意点
マッチング拠出は会社の企業型確定拠出年金制度の中で運用となるので
会社の制度のなかで用意された金融商品のラインアップから選んで投資商品を選択
することになります。
● その他に知っておきたいこと
今回の計算例は、会社の制度が企業型確定拠出年金のみの場合であれば、
iDeCoの掛け金の上限は20,000円(但しマッチング拠出をしていないこと)
その他に企業年金制度がある場合にはiDeCoの掛け金の上限は12,000円
までが上限となります。
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