おはようございます、船橋営業所の川村です。
平成29年1月1日に
新たな地震保険料の改定があります。
大地震が発生する度に保険料が
値上がりしているイメージがありますね。
地震の被害予測シュミレーションによって危険度が計算され、
地域別に地震保険料が決まる訳ですが、
今回は全国平均で＋19.0％の引き上げが
必要な状況であることが分かりました。
一部地域によっては引下げもありますが、
今回は全国平均で＋5.1％引き上げになります。
その後段階的に保険料が引き上げられるというわけです。
また、保険金の支払いについては
3段階だったものが4段階になるので
損害の内容によっては、これまでより支払い金額が
減少する可能性も出てきそうです。
ご存知のとおり、
地震保険の補償内容は
①地震による火災
②地震による建物の損壊
③噴火による埋没
④津波による建物の流出
等の損害が対象で、
保険金額は通常、
建物の保険金額の50％に設定しますので、
建物の保険金額が5000万円なら
地震保険の保険金額は2500万円になりますね。
保険会社によっては、
建物の火災保険に「地震保険火災費用特約」が
付帯できるので、
この特約の割合を50％にするとなんと
地震による火災の場合、合計で建物の保険金額の
支払いを受けることも可能になります。
たまに受ける質問に
「地震保険だけ加入したい」
との声をいただきますが、
建物の火災保険に加入しないと
地震保険には加入できないんですよ。
それに地震保険料は損害保険料率算出機構が
算出しているわけですから、
違う保険会社にしたら保険料が安くなるってことはないですね。
ここ数年の地震発生状況から考えると
日本のどこに住んでいても地震のリスクからは
逃れられない気がします。
建物によっては割引もありますので、
地震保険についてご心配の場合早めのご相談がよいでしょう。
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【船橋営業所】川村 和美
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