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おはようございます、宮本です。
最近のご相談例です。
住宅ローンを現在返済中の人から
さらに新たな住宅ローンを組めるのかという相談を受けましたので
ご紹介したいと思います
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住宅ローンは2つ同時に組めるのか?
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まず結論から言うと、原則組めないです。
住宅ローンを2つ同時に組む?というとピンとこない人がいるかもしれませんね。
でも生活環境によっては既に自宅はあっても
もう一つ住宅ローンを組みたいという需要はあります。
どんなケースが考えられるか見ていきましょう。
●今の家は持ったまま自宅を住宅ローンで購入したい
例えばこんなケースが考えられます。
東京都内に住居があり、勤める会社も都内であれば出社するときも便利です。
しかし4年前にコロナ禍になり在宅勤務が企業で浸透したこともあり
自宅で仕事をする人も増えました。
パソコンとインターネット環境があれば、遠隔でも仕事ができる職種の人は
都内から離れた海や山が近い自然豊かな場所で生活環境を持ちたいという人が
出てきました。
ただ、そうは言っても今すぐには都内の生活拠点はなくせない。
となると、都内の自宅がローン返済中だとすると新たな住宅ローンを組むには
既存の住宅ローンは一括返済をするか、もしくはローンを残すのであれば
ローンの種類を事業用のローンに変更する必要があります。
※住宅ローン ⇒ 事業用ローン
へ種類を変更すると一般的には住宅ローン金利よりも高くなるので返済額は
増えることになります。
そしてこれがとても重要なのですが、
住宅ローンを組むには新たな生活拠点へ住民票を移す必要があります。
住宅ローンの目的は住むためのローンですから、
ローンを借り入れるためだけに一時的に住民票を移すのではなく、
そこに今後も住んでいくことが求められます。
なので、住宅ローンの審査が通って返済が開始されたから安心というものでは
ありません。
住み始めた当初はそのつもりでも、何かのタイミングで都内に生活拠点が戻り
住民票も都内に変更し、今は生活実態が無いことが融資した金融機関が知りえた
場合には、ローン種類の変更や一括返済を求められるリスクがあること覚えて
おきましょう。
●不動産業者のローン知識は重要
魅力的な物件に出会った場合、購入したい気持ちが先に立ってローン選びが
後回しになってしまいます。
不動産業者も売ることができなければ、収入にならないので
融資を受けるための事前審査を不動産業者の提携銀行を紹介してくれます。
事前審査は年収などヒアリング項目も簡易的なものとなっているので
事前審査が通ってしまうと安心してしまいますが、いざ本審査になったときに
詳細項目を金融機関が知ることで融資が降りない。
なんてもこと起こりえます。
今回のケースだと住宅ローンは組めなくても、
民間の銀行の場合には、一般的に住宅ローンよりは金利は高くなりますが
融資審査が通ればセカンドハウスローンとして組むことはできます。
また住宅金融支援機構でもフラット35がセカンドハウスとして利用ができるので
セカンドハウスを考えた時にはフラット35も検討すると良いでしょう。
ローンを組んで不動産を購入する事は、物件と同じくらいローン選びが重要だと
覚えておいてくださいね。
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