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<2025年6月4日> 介護保険料改定

2025/06/04  【未分類一覧へ戻る

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 ファイナンシャルプランナーの福田稔也です。

 

 新緑の季節も過ぎ、梅雨の気配が近づいてきましたね。

 

 あじさいの花が色づきはじめ、季節の移ろいを感じます。

 

 じめじめとした空気の中でも、心は晴れやかに過ごしたいものです。
 雨の日には、お気に入りの音楽や読書で心をリフレッシュするのも良いですね。

 

 さて、今回は6月というタイミングに合わせて「介護保険料の改定」について
 取り上げたいと思います。

 

 ちょっと気が重くなるテーマかもしれませんが、
 将来の安心のために知っておきたい大切な内容です。

 

     
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 介護保険料改定

 

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 ● 介護保険料、どうして6月に見直されるの?

 

 介護保険料は、原則として3年に1度、見直しが行われます。

 

 見直しの年には、市区町村ごとに保険料の改定が行われ、
 多くの自治体ではその変更が6月分から反映されます。

 

 年金から天引きされている方は、
 6月の振込通知書を見て「あれ?」と気づかれるかもしれません。

 

 見直しの背景には、地域の高齢化率や介護サービスの利用実態など、
 様々な要因が関わっています。

 

 ● 保険料が上がる理由とは

 

 介護保険は、私たちが住む地域で必要な介護サービスをまかなうための
 大切な財源です。しかし、利用者の増加や介護サービスの質の維持・向上、
 そして人材確保など、年々コストがかさんでいます。

 

 そのため、多くの自治体で保険料がじわじわと上がる傾向にあります。
 特に、介護職員の処遇改善が課題となっており、その分のコストも保険料に
 反映されることがあります。

 

 とはいえ、地域に根ざした支え合いの制度として、
 私たち一人ひとりが支える仕組みだと捉えることが大切です。

 

 ● 自分の保険料はいくら?確認方法は?

 

 自分の介護保険料は、市区町村から届く「介護保険料決定通知書」で確認
 できます。また、市のホームページでも公表されています。

 

 所得に応じて段階的に保険料が決まるため、ご夫婦で違う金額になることも。
 まずは「自分はいくら払っているのか?」を知ることが第一歩です。

 
 わかりにくい場合は、地域包括支援センターに相談するのも一つの方法です。
 専門の職員が、ていねいに教えてくれますよ。

 

 ● 将来の介護、どう備える?

 

 介護保険はあくまで「基本的なサービス」を支える制度です。
 例えば、施設入所や在宅介護を望む場合、その費用全てを保険でまかなうことは
 できません。

 

 自分自身や家族がどのような介護を望むか、今のうちから考えておくことがとても
 大切です。

 

 そのうえで、貯蓄や民間の保険、地域資源の活用など、備え方を組み合わせて
 おくのがおすすめです。

 

 また、要介護状態になった場合に備えて、
 住まいのバリアフリー化や生活支援サービスの情報を集めておくことも安心材料
 になります。

 

 ● 家族との話し合いも大切に

 

 いざというときに「本人の希望がわからない」というケースは意外と多いものです。
 元気なうちに、家族と将来の介護について話しておくことは、お互いの安心に
 つながります。

 

 「もしものときは、できれば家で過ごしたい」

 

 「施設でも自分らしく暮らせるならそれもいい」

 

 など、思いを言葉にしておきましょう。

 

 特に、介護を担う可能性のある家族には、具体的な希望を伝えておくとトラブルの
 防止にもなります。

 

 最近では、「エンディングノート」などを活用する方も増えています。

 

 書きながら気持ちを整理するのも良いですね。

 

 最後に一言アドバイスを。

 

 介護は誰にとっても身近なテーマになりつつありますが、
 「知っておく」「備えておく」ことで、不安を減らすことができます。

 

 大事なのは“今すぐ全部完璧に”ではなく、“少しずつ前向きに”考えていくことです。

 

 無理のないペースで情報収集をして、自分らしい将来設計を描いていきましょう。

 

 家計や老後資金の中でも、介護は計画に入れておくべき大事な要素です。

 

 今月は以上です。

 

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