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不動産業界の常識・非常識 売買編【FP花園メルマガ】<2017年3月22日号>

2017/3/22  【メルマガ一覧へ戻る

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おはようございます、宮本です。

 


前回の文頭挨拶で長女の中学受験合格の話しをしましたが、
長男(中3)もお陰様で県立高校(工業科)に
合格することができました。

 

学科試験とは別に面接があったのですが、面接官から

 

「高校に入ったら何をしたいですか?」

 

という質問に対して、

 

うちの息子。

 

「高校に入ったらアルバイトをしたいです!」

 

と答えたと聞いて、

 

「おいおいその回答は無いだろう...」

 

普通なら、入学したらこんな勉強をしたいとか、
クラブ活動を頑張りたいとか、
もっと答えることはいくらでもあるだろうに。

 

と、つっこみを入れてしまいたくなりましたが、
良くとらえれば素直に回答した、ということで
面接官の先生も大目に見てくれたのでしょうか。

 

 

まぁ、とにかく無事に受験が終わって良かったです。

 


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■ 不動産業界の常識・非常識 売買編


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今日は、不動産業界の常識・非常識 売買編ということで
前回に引き続き「この業界独特な世界だな~」と感じたことを
書きたいと思います。

 

 

例えば、今住んでいる家を売り出したいと思ったとします。

 

そうすると、一般的にはCMや家に投函されている
ポスティングで良く目にする不動産会社
(多くは大手の不動産会社になると思いますが)に連絡を取り、

 

不動産業者は住宅の査定をし、

 

販売価格の調査・調整を市役所などに回り調べます。

 

こうしたことを経て依頼された不動産業者は家を販売するために
広告(インターネットやチラシの配布等)を出したり、
時にはオープンハウスを開催するなどして営業活動を始めます。

 


その一連の流れの中で不動産業界のルールとして

 

「レインズ」

 

という、業者間で物件情報を共有するシステムに売主から
売価依頼された物件情報を登録することになります。

 


【レインズの目的】
不動産物件情報の登録と提供を行うレインズシステムを通して、
不動産取引の透明性と、適正・円滑・迅速な取引の実現を図ること。

 


この登録が済むことにより、不動産業に携わっている人は基本的に
どこでも登録された物件情報を見ることが可能となります。

 

不動産業者の収益は売買に伴う手数料です。
(だいたい売買価格の3%)

 

なので、売主側となった不動産業者は購入する人も見つけることが
できれば買い手からも手数料が入ることになります。

 


全ての不動産業者がそうだとは言えませんが、どの業者も収益の事を
考えると両手(売却側と購入側)の手数料を貰いたいわけです。

 

そうなると、購入する人を他の不動産業者から付けられてしまうと
両手の手数料は貰えません。

 

なので、自社の利益を最優先する業者によっては

 

この物件は儲かる。

 

もしくは、時間があれば自社で購入者を見つけることができると
考えれば、他の不動産業者から物件の問い合わせが入ったとしても

 

「今は商談中です」

 

と言って、問い合わせが入ったとしても依頼者にとっては売却できる

機会が知らないところで無くなっていることもあるのです。

 


あと、こんな話しも。

 

不動産売却を依頼されると売却価格の相場も不動産業者が
提示しますが、売主がその金額では売りたくないと言ったら、
本音では不動産業者はそれでは売れないと思っていても、
売主の希望の価格で売り出したりもします。

 

その間の営業活動は、各社様々です。

 

この価格では売れないと思えば、必要最低限
(レインズに載せるだけ)の営業しかしない会社もあります。

 

なぜなら、売れないと分かっているのに、チラシなど営業の
コストを掛けるだけ無駄と考えるからです。

 

売れないまま時間が経過していくと

 

売主がこの価格ではやはり売れないから値下げをします。

 

となったときに、そのエリアで流通している価格になってきた時に
初めてそこで本気になる業者もいます。

 

これは、この仕事をしだして私の実感ですが、

(私の様な)不動産業に新規参入した業者が
購入希望者を見つけたいので

チラシを打たせてください。

 

物件をホームページに掲載させてください。

 

オープンハウスを開催させてください。

 

と言ったとしても、それを許可しない業者の方が圧倒的に多いです。

 

売主の事を考えれば、早く売却してあげるのが良いと思うのですが、
それ以上に両手の手数料が優先順位が高いのでしょう。


CMを打っている大手の不動産業者だから誠実で安心というのは、
依頼する側の勝手な妄想と思ってください。


この業界まだまだ改革する余地が大いにありそうです。

 

 

 

 

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