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老後も働き続ける?【FP花園メルマガ】<2018年10月17日号>

2018/10/17  【メルマガ一覧へ戻る

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おはようございます、宮本です。

 

今日は老後資金についての考え方について面白い記事が
ありましたのでその記事の紹介と、そこから
もう一歩踏み込んで考えてみたいと思います。

 


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老後も働き続ける

月8万円稼げば暮らしは安定

マネー研究所 セレクション

(2018年10月6日(土) 日本経済新聞 マネー&インベストメント)

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(2018年10月6日(土)日本経済新聞
マネー研究所セレクションより一部抜粋します)

 

最近では多くの人が60歳の定年後も会社の再雇用制度を
利用して65歳まで働くようになりました。
私は65歳といわず、体が元気なうちは働き続ける方が
いいと思います。

 


働く期間が長いほど、貯蓄や退職金の取り崩しを
先延ばしすることができるからです。

 


そんなに稼げる職場があるのだろうかとほとんどの
人は考えるでしょう。
しかしながら、毎月8万円収入を得ることができれば、
老後の生活はそんなに心配する必要はありません。

 

少しでも働くことで老後の暮らしは安定させることができるのです。

 


現役時代は8万円ではとても生活していくことはできないでしょう。
でも、リタイヤ後は全く異なります。

 


収支を見ていきましょう。

 


総務省の2017年「家計調査報告書」によれば、高齢夫婦無職世帯
(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの世帯)の毎月の
家計収支は、実収入の平均額が20万9198円でした。

 


無職ですからこのほとんどは年金による収入です。

 

これに対し、支出の平均額は26万3717円となっています。

 

すなわち、5万5000円ほどの赤字です。

 


これに加えて臨時の支出も2万円ぐらい上乗せし、
少し余裕を持たせておいた方がいいでしょう。
つまり、毎月8万円ぐらい働いて稼ぐことができれば
生活に不安はないことになります。

 

毎月8万円は年間にすると100万円弱です。


もし、全く働かなかった場合は、退職金や自分の
蓄えの中から100万円を取り崩していかなければ
なりませんから、60歳から90歳まで30年間までの
30年間だと合計3000万円のお金が必要になります。

 


でも、何らかの形で働いて月8万円収入を得ることができれば、
60歳の時点でそれほど多くの蓄えがなくても
生活していくことは可能です。

 

もし夫婦2人暮らしであれば、2人で月8万円稼げば
いいわけですから、かなりハードルは低くなります。

 


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この後も記事は続きます。

 


この記事を読んで個人的にはとても共感できました。

 

但し、この計画を実現するには健康であることが前提です。

 

公的年金の受給開始年齢は65歳であり、多くの企業が
65歳までは再雇用などで働くことができると想定すれば、
問題は65歳からの働き方です。

 


この記事のように年間100万円の収入を稼ぐのであれば、
毎月83000円の収入を得る計算になります。

 


時給1000円とすれば、83時間働く。

 


1日5時間働いたとすれば、16日~17日間、週にすると
約4日で良いことになります。

 


仕事内容を選ばなければ、仕事は見つかりそうです。

 

私見ですが、今の65歳は、私が子供の頃の65歳に比べて
見た目も、体力も若いと感じられます。

 

90歳まで働くことまではなかなか難しいかもしれませんが、
75歳くらいまではフルタイムではなくても、なんらかの形で
働く事が当たり前の時代になると思います。

 


注意したいのは、男性が高齢になってから働く時に
おこりがちなのが現役時代の会社組織での地位や立場です。

 

働くこと自体は嫌でなくても、自分の場合はプライドが
邪魔をすることが想像できる人は、今から定年後の仕事を
どんな事をしていくのかをイメージをし、その為の
スキルアップを準備しておくのも良いと思います。

 


また、老後資金を貯めるための貯蓄の考え方ですが

 

毎月1万円を貯めよう。毎月2万円を貯めよう。

 

でもそのお金を工面できないという話は良くあります。

 

こうした考え方をしてしまうのは、今の収入内から
やりくりをしようとする考え方によるものです。

 


例えば、毎月1万円を積立しようと考えた時、
1日に換算すると333円を積立すれば良い話になります。

 


この毎日の333円を今の家計から節約してやりくりをするのか、
その分収入を増やすのかを考えた時には、節約よりも
月1万円収入を増やす考え方をした方が手っ取り早いことが
あります。

 


時給1000円の仕事であれば、10時間分の仕事。

 

1日5時間働くのであれば2日間仕事をすれば良いことになります。


1日で1万円の日当を支払う仕事も探せばあります。

 


副業禁止の会社のところもあると思いますが、もし許される
会社であれば普段の仕事内容とは違った仕事をすることは
気分転換にもなるかもしれません。

 


目の前の生きていくために稼ぐとなってしまうと、
気持ちに余裕を持つことはできませんが、後々余裕を
残すために今できることはやっておくと考えることが
できれば、同じ働くことであっても全く違うものに
なってくると思います。

 

日本ではどういう形で浸透するかはまだ分かりませんが、
あと数年もすれば、自分のメインの仕事以外に社外、
社内でのダブルワークが当たり前の時代が
やってくるかもしれません。

 

 

 

 

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