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成年後見制度とは?後見人としての立場から(その2)【FP花園メルマガ】<2017年2月8日号>

2017/2/8  【メルマガ一覧へ戻る

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おはようございます、

 

 

毎日寒い日が続いていますが、元気にお過ごしでしょうか。

 

先週、子どもの通う幼稚園で節分の豆まき会がありました。

 

園庭で逃げる鬼に豆をまいて、
給食の時間には歳の数だけ豆を食べたそうです。

楽しそうに話す子どもの様子に、
日々の成長を感じるとともに季節の移り変わりも感じられた
ひと時でした。

 

 

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□ 成年後見制度とは? 

 

後見人としての立場から(その2)

 

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成年後見制度は、認知症や知的障がいなどにより判断能力が
不十分な方を支援するための制度です。

 

家庭裁判所に選任された後見人等が、ご本人のために財産管理を
行ったり、適切な医療や介護サービスを受けることが
できるようにご本人をサポートします。

 

 

前回に引き続き、今回も筆者が関わっている事例をご紹介します。

 

 

前回は、ご家族との関係を中心に、ご本人を取り巻く関係者との
信頼関係を築くことが大切だということをご紹介しました。

 

ご本人の支援は、ご家族やご親族だけで行うものではありません。

 

介護保険を利用する場合は、必ずケアマネージャーさんが担当に
なりますし、施設に入所していれば施設のスタッフ、ご自宅で
生活されている場合でも地域包括支援センターの担当者など、
様々な関係者がご本人の支援を行います。

 

多くの場合、ケアマネさんを中心に複数の関係者がチームと
なってご本人のための支援のかたちを構築していきます。

 

先日、市役所でのカンファレンス(関係者会議)に
参加してきました。

 

今回のカンファレンスは、お一人暮らしの80代の女性を
支援するためのチームによるものです。

 

今回は、ご本人に最初に関わった地域包括支援センターの担当者が
中心となって、担当ケアマネージャーさん、市の成年後見申立ての
担当者、生活保護を担当するケースワーカー、筆者の5名で、
今後の支援について話し合いました。

 

 

はじめに、地域包括支援センターの担当者からご本人の
プロフィール、現在の介護度や利用しているサービス、
身体状況や経済状況などの現況、家族関係やご本人の意向
などの報告がなされました。

 

ご本人の状況から今後の一人暮らしは難しいと思われること、
認知症が疑われることなどから、中・長期的な目標として、
成年後見の申立てを準備しつつ施設への入所も検討していこう
ということになりました。

 

また、短期的な目標としては、ご本人がお一人ではほとんど
家事(炊事・掃除など)や外出(買い物を含む)ができなくなり
つつあることから、

 

ヘルパーによる介護サービスの利用やデイサービス、
外出支援サービス、寝具乾燥サービス、配食等の利用を進めていく
ことと、その手続き(申請など)を誰がどのように進めていくかを
確認しました。

 

そのほか、かかりつけの病院への通院方法や服薬管理などに
ついても意見交換をしました。

 

ヘルパーさんやデイサービス、ショートステイなどの
介護サービスの利用については、ケアマネージャーさんが中心と
なって各施設の担当者やスタッフを取りまとめるとともに、

 

地域包括支援センターの担当者と連携してご本人の意向や
現況把握に努めることとなりました。

 

筆者の関係するところでは、ご本人の金銭管理が難しくなってきて
いることから、後見申立てに向けてご本人との関係構築を
どのように図っていくかを話し合いました。

 

今月だけでかなりの関係者がご本人と接触しており、
ご本人が混乱してしまう恐れがあるため、面談は状況が落ち着いて
から行うこと、面談までに地域包括支援センターの担当者から
後見の必要性を説明すること、

 

実際の面談にも同席することなども確認しました。

 

また、もの忘れ外来の受診や診断書の取付など、
後見申立ての準備も地域包括支援センターの担当者が中心となって
進めていくこととなりました。

 

今回は、地域包括支援センターの担当者がご本人との窓口となって
各関係者をまとめていくケースをご紹介しました。
このほかにも、担当のケアマネさんが中心となっているケースや
筆者のような後見人が中心となってチームをまとめていく
ケースもあります。

 

いずれにしても、ご本人の意向をできるだけ反映した
支援のかたちを構築していくことが大切だと考えています。

 

 

 

 

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